2014/08/15

森修焼のうつわ

森修焼は、高純度の天然石をブレンドして焼いた陶器で、高い放射率の遠赤外線とマイナスイオンを発生し、アクを消して素材の本来のおいしさを引き出してくれる。また、鉛やカドミウムなど有害な重金属類が入っていない。

森修焼の保存容器

初めて出会ったのは山梨の清里を旅行したときのこと。ぶらぶら歩いていたら、有機栽培の食材とていねいに作られたほんものの調味料にこだわったカフェのチラシを見つけて、夕飯をそこでとることにした。そのカフェで使われていたのが森修焼の器だった。食器にまで安全にこだわるくらいだから、料理ももちろん愛にあふれた素材ばかりで、雨の中の長い散歩ではあったが、行ってみて良かったと思うお店だった。

そのお店で森修焼のチラシをもらい、普通の焼き物には重金属類が含まれていることがあるのを知った。その後、インターネットで詳しく調べ、開発の背景にあるストーリーを読んで興味深く思った。

陶器のうつわとプラスチックのうつわにアサリを入れておくと、陶器に入れたアサリが早く死ぬことに気がついた開発者の谷口さんは、陶器にはアサリを死なせてしまう成分が入っているんだろうかと、さまざまな研究を始めたそう。研究の結果、陶器の中には大量の鉛やカドミウムなどの重金属類が付着しているものがあることがわかり(血中濃度が高まると、嘔吐や下痢、高血圧、腎臓障害、骨軟化症、発ガンなどの恐れがある)、本当に安全な食器を作りたいと研究を重ね、森修焼が生まれた。森修焼は、悪いものをなくしただけでなく、マイナスイオンは絹の2倍、遠赤外線は備長炭と同程度放出していて、静電気や環境汚染などから保護する力も備えている。電子レンジで加熱しても、食品のビタミンの損失が少なくて済むそうだ(*詳しくはコチラ)。

それまで、コーヒーを淹れるのに、プラスチックのドリッパーを使っていたが、森修焼のドリッパーに変えてみた。同時に比較したことはないが、おいしく入るような気がする。熱いお湯を注いだときにプラスチックだとちょっと変な匂いが気になっていたのだが、森修焼にして全くなくなり、コーヒーを淹れるのがますます楽しくなった。おさいふと相談しながら、少しずつ増やしていきたい。

森修焼 円すい形 ドリッパー

*森修焼Website
http://www.shinshuyaki.com/


※上記は一例で、その他にもたくさん商品がある