2014/06/17

ボッテガバーチとPIONIERの有機穀物コーヒー

穀物コーヒーをいろいろ試したなかで、かなりコーヒーに近い味だったのが、猫の瓶と黒い缶の2つだった。正式名称は、猫の瓶が「ボッテガバーチの有機穀物コーヒー」、黒い缶が「PIONIERの有機穀物コーヒー」というらしい。



身体を冷やす、カフェインは刺激物、と言われても、それでもやっぱりコーヒーが好きだ。

ただ、舌はコーヒーを求めているけど、身体が受け付けない感じがするときがある。真冬や、身体を冷やす陰性(*)の食べ物を食べすぎたとき、冷房が効きすぎだ部屋にいることが続いたときなどだ。自分の場合、うっかり飲むと、足先が冷たくなり、肩がこりやすくなる。コーヒーは南国のものだから身体を冷やすというのはどうやら本当らしい。

コーヒーが飲みたいけど飲めないときに飲むのが、穀物コーヒー。陽性(*)の穀物をローストしてさらに陽性になっている。コーヒーみたいな味だけど身体を冷やさないようだ。個人差があると思うが、真冬に飲んでも足先が冷えない。

コーヒー好きの友人がかつて、ストレスが胃に来てしまい、コーヒーがしばらく飲めなくなった。コーヒーを飲むと胃が痛くなると言うので、黒い缶の穀物コーヒーを勧めたら、「デカフェよりコーヒーだ!」と喜んでいた。

深炒りコーヒーに似た香ばしい味で、酸味はないので浅炒りが好きな人には不向きかもしれない。私は深炒り好き。コーヒーよりもこの穀物コーヒーが飲みたくなるときがたまにある。

*陰性・陽性…マクロビオティック(正食、食養とも)の基本となる考え方で、カリウムの多い陰性のものは身体を冷やし緩める作用、ナトリウムの多い陽性のものは身体を温め締める作用があるとされている。マクロビオティックWebが詳しい。