2014/06/29

モンゴルの天日湖塩

天日干しした粗塩が好きだ。しょっぱいだけじゃなくて甘みがある。海洋汚染の心配がない「モンゴルの天日湖塩」を一番よく使う。



もっとも、塩を買うときに、海洋汚染まで考慮しないといけないのは悲しいことだが。

モンゴルの天日湖塩は、ヒマラヤの雪解け水が岩塩の地層に湧き出した湖の水を天日で干した塩。成分調整は行われていない。地元の人々は「いのちの塩」と呼んで、大切にしてきたという。苦味がなくてほんのり甘く、どんな料理にも合う。粗塩の苦味の主成分はマグネシウム、甘みはカルシウムなのだそうだ。天日湖塩には、マグネシウムが極めて少なく、カルシウムが多く含まれている。

良い塩は小さな袋に入って500円くらいしたり、高いものが多いが、天日湖塩は値段が手ごろ。味噌やぬか床、梅干しなど、塩をたくさん使うだけに塩が味の決め手となる料理にも、心置きなく使えてありがたい。



*木曽路物産商品ページ:
http://www.kisojibussan.co.jp/shio/