減農薬米を使った鹿児島・小正醸造の玄米焼酎。
果実酒と言えば、ホワイトリカーを使うものだと思っていたが、「発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方」を読んで、酒造業界の実態を知ったら、ホワイトリカーも危ないものに思えてきた(本ではホワイトリカーには直接触れられていない)。果実酒名人の友人も、ホワイトリカーはとても身体に悪いと聞いたから、こだわりの焼酎を使っていると話していた。
いろんな情報がありすぎて、どう危ないのかは調べがついていないのだが、危うきは避けるべしの予防原則に則り、ホワイトリカーは使わないことにした。
玄米食に切り替えて虚弱体質から超健康優良人になったので、玄米のすごさは身をもって知っている。玄米焼酎を見つけたときは、これだ!と思った。
そのままでも香り高く味が良く、果実酒や薬に使うのがもったいないくらいだが、去年梅酒を漬けたら今まで飲んだ梅酒の中で最高の味だった。アルコールのどぎつさがない。ホワイトリカーの危険性がどうであれ、味だけで考えてもこれからも玄米焼酎で作り続けたいと思った。
枇杷の葉を35度以上のアルコールに漬けて作る万能薬・枇杷の葉エキスもこの玄米焼酎で漬けている。身体のために作る薬。可能な限り良い材料にこだわりたい。
自然療法を実践している人にはよく知られているようで、名ばかりでない本気の自然食品店に行くたいてい置いてある。