2014/06/03

日本の神様カード&日本の神託カード

このブログで紹介しているものとしては変わり種だが、素敵なものなので紹介したい。

朝起きたら、オラクルカードを引いて、今日という1日にメッセージをもらうのが日課になっている。オラクルとは神託という意味。天とつながるツールとして、太古から使われてきたものらしい。

インスピレーションをくれるイラストとポジティブなメッセージが書かれたカードで、西洋の天使のカードがよく知られているが、やはり日本人の自分。日本の神様のオラクルカードはないものだろうかと思っていたら、あった。



48柱の日本の神様が登場する「日本の神様カード」、弁天様などおなじみの神々の他に自然の聖霊や生き物が登場する「日本の神託カード」の二種類がある。著者の大野百合子さんが神社で瞑想をして浮かんだイメージが名前と共にカードに描かれ、受け取ったメッセージが解説に書かれている。どれも大切なことを思い出させてくれる内容で、当たる当たらない以前にカードを引くと励まされる。ミニ版「日本の神様カード ミニ」と、辞典のような本「日本の神様 言霊ノート」もある。

ぴったりのカードが出ることがほとんどで、弱気になっていると弱気を雷で打ち砕いてくれる「八雷神」をしょっちゅう引く。

自分には解決できないような気がする問題について悩んでいたある日、たまたま神社を通りかかり、なんとなくお詣りしたくなった。鈴を鳴らし、二礼して顔をあげると大きな丸い鏡が置かれていて、真ん中に自分が映っていた。自分を拝むなんて不思議な感じがしたが、その夜、「日本の神託カード」を引くと、「分け御魂」が出た。分け御魂は、人間の心に分け与えられている神様の御魂のことだという。自分の中に神性が宿っているという意味で、「あなたは解決できる力を持っている。自分を信じなさい」と教えてくれたのかもしれない。その後、2日連続で分け御魂のカードが出た。不思議なこともあるものだ。

難しい言葉が出てこないので、日本の神様について学ぶにもぴったりだ。神様の名前とイメージがわかって、神社に一層親しみがわいてくる。